出会い系で5歳年上の茶道の先生と知り合った。36歳で独身。見た目も清楚で男好きしそうな印象があるが、由緒ある名家の生まれなので敬遠され相手に恵まれることはなかった。性的な欲求不満を解消するために30歳を過ぎた頃出会い系に足を踏み入れたが、そこで放埒な交際を重ねるうちに、彼女はとある素質を身につけた。新しい快感に目覚めたと言ってもいい。
何を書くそう、それはSMだ。
ある男性とソフトなSMプレイをする機会があったが、男を鞭で叩くことに強い興奮を覚えたという。それは自分でも怖いくらいだった。ピシッと叩いて男がのけぞり痛がる顔を見たとき、アソコがじわっと潤った。あの瞬間の快感が忘れられない。
「あなた、SM経験あり?」
「はい。マゾです。女の人に虐められたいです」
「ふううん、そうなんだ」
「でも貴女のような清楚な感じのする女性がSMやってるなんて、今でも信じられません」
「ホテル行きましょうか。本当の私を見せてあげるわ」
ホテルに入ると、彼女はキャッツアイマスクを取り出した。それを顔に装着したとき、俺は別人を見た気がした。同時に強烈な快感を覚えた。
キャッツアイマスクをした女性とプレイするのは初めて。そのような仮面を女王様がかぶって鞭を振り回したりハイヒールで踏みつけたりする映像は何度か見たことがあるが、生で見るのは初めてだった。そのマスクを見ているだけで痛めつけられている気になって全身が快感で包まれる。
「裸になって四つん這いになりな」
僕は言うとおりにした。キャッツアイマスクの女性からの命令にそむくことは許されない。
ピシッ! パシャッ! ピシッ!
鞭が尻を容赦なく叩く。
「ああ・・・先生・・・痛いです」
「本当は気持ちいいんだろう? チンポコ勃ってるじゃん」
「ううう。ごめんなさい」
ピシッ! パシャッ! ピシッ!
キャッツアイマスクのご婦人から痛めつけられる歓びを満喫。
彼女は何種類ものマスクを持っている。プレイの度に女性が入れ替わるような気がして、これもプレイの楽しみのひとつになっている。