出会い系サイトのハッピーメール内のアダルト掲示板で見つけた彼女はSM経験があるらしかった。初対面のその日、SMの話になった。
「こないだ、縛られたままセックスされたの」
「バックで?」
「ううん、正常位で」
そういう話をきくと血が騒ぐ。アダルト掲示板にいたくらいだから何かの性癖の持ち主とは見ていたが、どうやらM女のようだ。
俺も緊縛、とくに亀甲縛りが好きで、過去出会い系で知り合った変態女三人に亀甲縛りをプレゼントした経験がある。
―これで四人目か―
「俺も縛っていいか」
「好きなの?」
「もちろん」
彼女の目尻がてれっと垂れる。目線がやや上目遣いになり、男にすべてを捧げる緊縛プレイがその時点からすでに始まっていた。
その日は道具の準備をしていなかったのでとりあえず解散し、プレイを約束した次の逢瀬の日に赤い縄を用意した。
ホテルに入るとすぐに全裸になることを命じ、俺は赤い縄を取りだした。
マンコに縄を回し、股をくぐるように引っ張り、首の後ろ側の縄に通す。それから職人のような素早い手つきで縄を左右に分け、女体のあちこちに菱形を作って行く。
緊縛による圧迫が少しずつ強くなっているはずだ。精巧に繋げられた縄は連動し、どこを引っ張っても陰部に食い込んだ縄に響く構造になっていて、俺が何か施すだびに縄の固い繊維がクリトリスを締めあげ、彼女は淫がまじった悲鳴を上げた。
「やあんっ、あん、ああん……く」
「ふふ、気持ちよさそおお。へ、えへ」
「痛くて……マンコが痛くて」
両乳は菱型で締め付けられ、剥きだされた円錐形に垂れた乳たぶがゆらゆらと揺れる。先端の勃起した肉球が赤みを帯び固く立っているのが確かめられる。
全身に縄が食い込んでいる。恥丘の筋には縄が食い込み、マンコが縦に割り裂かれるように引っ張られている。
「マンビラが縄を挟みこんでるぞ、ひひ」
亀甲縛りは美しくあるべきだ。これが第一のポイント。
菱型の食い込みが乳房と性器をより美しく演出できれば成功だ。
二つ目のポイントは、縄で性器を締めあげ、痛みと快感を与えることだ。
縄のどの位置を引っ張っても、その刺激は確実に性器に届く。そういう構造に縛り上げられたら成功だ。
俺はマンコに食い込んだ縄を少しだけ横にずらすと、太くて長いものをマンコにぶち込んだ。
これが亀甲縛りセックスだ。
最高に興奮する。