オナニーやセックスをより長い時間楽しむために射精寸前で我慢することを寸止めという。これにはコツがあって、少しでもタイミングを間違えると出してしまうので訓練が必要だ。俺も長年のオナニー&セックス経験で寸止めのやり方を体感した。寸止めは少しでも長い間快感に浸るためには欠かせない技術だ。
しかしこの寸止め、自分でコントロールする分にはやる気も出るし快感にもつながるが、人のコントロールのもとにやるとなると苦痛でしかない。
俺は今回出会い系で出会った美人のS女子から寸止めを強要されて地獄を味わった。彼女の手コキで攻められたのだが、意地悪なことに出そうになると手を離すのだ。
「出したら別れるからね・・・もう会ってあげないよ」
そんなことを言われながら射精を我慢し続ける。
まさに寸止め地獄だった。
「もうだめ・・・出したい出したい」
「まだまだ。男は我慢我慢」
我慢汁とはよく言ったもので、亀頭にじみ出たカウパー腺液でコーティングされてテカテカ光り、あふれた液は竿を伝って根本にまで達するほどだった。
ところで寸止めは、何度もやると痛みがくるのを知っているか?
前立腺のあたりがジーンと痛くなるんだ。止められた精液が逆流して要らぬ圧力を生殖器に与えるのか、味わったこともないような痛みがくる。本来出すべきものをひたすら我慢するのだから当然かもしれない。この痛みは寸止めを続ければ続けるほど顕著になってくる。
出したいけど出せない苦痛。そして痛み。寸止め地獄がSMでプレイされるのも理解できる。
しかしその苦痛の末に射精が許されて思い切り出したときの快感たるや他に類がない。ぎりぎりまでウンコを我慢して排便したときの快感に似ている。
寸止め地獄は男の身体に悪そうだが、フィニッシュを迎えたときの快感が半端ないので、彼女とのプレイでは必須となっている。