女は視られることに敏感だ。男の視線にいち早く気づき、防備の体勢を取る、あるいは自分をよく見せようと意識する。
その女の性質をうまく利用したプレイに「視姦」がある。
痴漢と同様に、女の同意を得ずに行われる一方的視姦もあるが、これは衣服の上から行うケースが大半で、かつ女のほうが退散すればそれで終わるので面白くない。
やはり女と合意してプレイとして行う「視姦」が最も興奮するし、女も歓ぶ。
昼過ぎのラブホテル―
視姦に同意した女は出会い系ワクワクメールにいた暇な女。刺激的なことして遊びたいと書いてあったので、俺は「視姦」させてくれと言った。
視姦が何のことが知ってか知らずか、彼女は俺の言いなりになってラブホに同行した。
―こいつはMだ―
直感的に思った。
服を脱がせ、下着姿にさせる。
上下白の地味な下着。
「そこに立ってこっちを向け……両手は後ろにまわして組め」
俺はそっと近づくと、跪いて恥丘を視る。
無言で、じっと視る。
「やだ……やめて……視ないで」
「視ないと視姦にならねえよ」
「なによ視姦って……変なとこ視るだけなの? そんなやらしい目で……」
やや前かがみになり、腰が引けてくる。
「腰を前に出せ……姫丘(ビーナス)を前に突きだせ」
女は言われた通りにする。
俺はそこを視る。
可憐な縦筋を穴が開くほど視る。
顔を近づけ、至近距離からじっと視る。
何も言わず、じっと視る。
「もぅ……いやぁん」
20分ほど下着の上から恥丘を視姦したあと、俺は彼女を別途に移動させ、下着を脱がせてヘッドボードを背に開脚させた。
下着視姦で興奮していたのか、マンコはしっとりと濡れている。
「もっと開け……」
限界まで開かせると、俺はそこをじっと視た。
何も言葉を発しないのがポイントだ。
静寂の時の流れの中で、そこに存在するのはマンコと男の視線だけである。
女は何か言ってほしいと望んでいるはずだ。エッチなことでも言ってもらえたら気がまぎれるし、それに反応して笑ったり拗ねたりすれば恥辱感も緩和される。
だが俺は何も言わない。
無言のまま、じっと視る。
顔を動かし、いろんな角度からマンコを視る。
時間とともに股が動きだす。
膝が動き、落ち着かなくなる。
「両手でマンビラを左右に開け」
すると一筋の愛液がたらっとこぼれ落ちた。
そして、穴の奥を視る。
静かに、何も言わず、じっと視る。
ほとんど接触するくらい近づいて、じっと視る。
そして俺も我慢の限界を迎え、ズボンを脱ぎながらひとこと口にした。
「じっくり視させてもらったけど、本当にスケベなマンコだな」
そしてセックスに突入するのだった。
視姦によって彼女のマンコはジュクジュクに仕上がっていた。
前戯は視姦で十分。