アブノーマルなことをするのが好きだという女性と出会ったが、少々無愛想なので困る。言っていることもあいまいで、どんなプレイを望んでいるのかよくわからない。
30分後、やっとプレイが具体的になってきた。
「フェラのすごいやつ」
とぶうきらぼうな言い方をしてアイスティーを飲む。
「フェラのすごいやつ?」
「うん」
「イラマチオか?」
「そんな感じ」
俺に言わせれば、イラマチオはフェラとはほど遠い。フェラは女性主導の行為だが、イラマチオは男性の快楽追求のみを目的にしたもので、女性の意思が入り込む余地はない。女性の口は膣やオナホールと同じレベルの「穴」として扱われ、限りなく肉便器に近くなる。しかも射精にむかって突き進むペニスをまともに受けるわけだから強い苦痛を伴う。女性の口から喉までの長さは5~7センチと言われているが、その浅い穴の中で15センチ前後ある肉棒が絶頂を求めて荒れ狂うのである。女性が受ける衝撃は想像に難くない。
だが彼女はそのイラマチオが好きと言う。その理由はよくわからないが、相当なM女であることは確かだ。
無愛想な女ほどM度が強いのだろうか。
ホテルでイラマチオをする許しが出たので移動した。
俺はイラマチオが初めてなので興奮していた。オナホール代わりに女の口で射精するなど、Sの極致だ。うんと苦しめてやろうと思う。
部屋に入ると、二人無言のまま裸になる。イラマチオを前にして会話はいらない。快楽と苦痛を前に、すべての会話は無意味だと思われる。俺も彼女もそのことをよく知っている。
俺は立ったままで、彼女には正座させた。そして縄で上半身を縛り自由を奪う。この瞬間、彼女の口は射精のための穴と化す。
「口を開けろ」
勃起時には約19センチまで伸びる太いペニスを取り出し、口の中に挿入した。まだ小さいので苦痛感はない。
「むぐッ」
舌と頬肉の感触が気持ちいい。
「圧迫してくれ・・・バキュームだ」
ちゅいちゅいと音を立てながら彼女が吸う。だんだん勃起してくる。
「うう・・・イイ感じだ、イイ感じ」
「突くぞ」
俺は彼女を頭をつかむと前後運動を始めた。亀頭が喉の奥に突きあたる。そのたびに彼女が咽る。
「オエッ・・・オオオウェエッ!」
苦痛と恐怖に満ちた凄い形相。眼球が今にも飛びだしそうになる。
俺は容赦なく突く。喉の奥の奥にまで勃起したものを突きまくる。
「グゥオエェェエエエッ!・・・オオオオゥエエッ」
彼女はもう目を開けていられない。眉間にしわをよせる。額には冷や汗。
その洗礼は約5分続き、俺はさらに喉の奥に刺しこんで、大量の精液を放出した。
彼女は白目をむいて倒れたが、次の瞬間、上半身を起こして舌を出した。俺は即座に用意していた洗面器を顔の前に置く。顔所が洗面器に顔を落とす。
「ウオエエエエッ!」
精液と吐瀉物がどろどろと流れ出る。
「出すもの全部出しとけ。二発目もイラマチオだからな。二発目は射精まで長くかかるぞ」
すると彼女が、俺を見上げて微笑んだんだ。そのきれいな微笑に驚嘆したよ。
彼女には苦痛ではなかったのだ。きっと快楽の極致だったのだ。
イラマチオ好きのM女に脱帽。