出会い系サイトでブスを探した。無性にブスに逢いたくて仕方なかった。理由は、ブスを美人に変身させる器具を手に入れたからだ。手に入れた以上、実際に使用してその効果を確認したいと思うもの。
さてその器具とは何か。
鼻フックだ。
女の鼻にひっかけて、ブタのような鼻にする道具のこと。この道具を使えばブスは確実に美人になる。
美女ぞろいの出会い系サイトでブスを探すのはなかなか難しいが、やっと見つけた。顔が丸くて目が細くて一重まぶた。唇は厚く、だんご鼻。これぞ理想のブス女。おまけに少々太目の体型だ。
「彼が欲しい」
掲示板にはそう書いてある。
「僕が彼になってあげましょうか?」
「私は可愛くないけどいいかな?」
「僕が可愛い顔にしてあげる。誰でも美人顔になる画期的な機械を手に入れたんだ。君に使ってみてもいい?」
「私が可愛い顔になれるなんて、なんてこと! 楽しみだわ~」
ホテルで会うことにななった。
ホテルの部屋に入ると、さっそく鼻フックの説明をした。
「これは鼻フックっていう道具でね、女性の鼻にひっかけて固定するんだ。鼻は豚さんのようになり、一瞬のうちに美人顔に変身するってわけ」
彼女、怪訝な顔で鼻フックを見る。
「本気で言ってんの?」
「君は誰に可愛い女だと思われたい? 世の中で一人選ぶとしたら誰だ」
「あなた」
「だろう? 彼になってくれる男から可愛いと思われたいだろう? 俺が可愛いと思えば、君はそれで満足だろう?。他の男が君のことをどう考えようと関係ないだろう?」
「まあ・・・・そうだけど」
「俺が君の鼻フック顔が可愛いと思えばそれでいいはずだ。俺を信じろ」
早速彼女に鼻フックを装着。
だんご鼻はきゅうーーーっと引っ張られ、たちまち鼻の高い豚鼻に変身。
「痛い・・・」
その顔は豚そのものだった。まぬけさを通り越して、ある種の恐怖感をいざないそうな豚顔だった。化け物と言ってもいい。
だが俺はそこに「美」を感じる。醜いものがますます醜くなる瞬間に、エクスタシーを覚える。
俺は烈しく勃起した。ブスを見ても勃起しないが、鼻フックをしたブスには勃起するようだ。俺は鼻フックの豚をベッドに倒すと、下半身を裸にしてセックスを始めた。
「きれいだよ、とっても。君はこの地球上で一番の美人だ」
「うううっ!・・・いやぁんぁぁん」
豚の処女マ○コに固い肉棒を突き刺し、強烈なまでの快感を味わった後、鼻フックの顔に顔射!
彼女とはその日限りで別れた。もう用はない。
出会い系で再びブスを探す日々が始まる。